食前と食後に運動するメリット・デメリット?空腹時は注意が必要!

食前と食後に運動するメリット・デメリット?空腹時は注意が必要!
  • 朝にスロージョギングする方
  • 昼時に走る方
  • 仕事終わりの夕方に運動する方
  • 食後に走りに行く方

 

それぞれが自分のタイミングでスロージョギングを行っていると思いますが、空腹状態や食後すぐに走っている方もいると思います。

実は食事前に走るのと食事後に走るのには、体にあらゆる効果があるのを知っていましたか?

 

この記事では『食事前と食事後の走った時のメリット・デメリット』を紹介していきます。

危険な有酸素運動をしないようにするために、しっかりと基本知識を学んでいきましょう。

 

 

食前にスロージョギングするメリット・デメリット

 

食前のスロージョギングは空腹な状態で体も軽いので走りやすいというイメージですよね。

それでも食前のスロージョギングにはデメリットもありますし、もちろんメリットもあります。

そのメリット・デメリットにはどんな効果があるのか紹介します。

 

メリット①脂肪燃焼効果が出やすい

より脂肪燃焼効果が期待できるのが、食事前の運動になります。

 

体には何も入っていない状態なので、脂肪がエネルギー源として使われることから、燃焼効果が高くなります。

とりあえず体重を減らしたいと意識している方にオススメになります。

 

メリット②走った後の食事は脂肪がつきやすい

 

運動後の食事で摂った栄養素は、スロージョギングによって損傷した筋肉の修復や血糖値の上昇に使われます。

 

スロージョギング後の食事は理想的に30分以内に食べるのが良いと言われているが、筋肉の完全回復には24時間以上かかるのでタイミングを逃しても大丈夫です。

 

デメリット①低血糖を引き起こす

 

空腹時というのは糖が不足した状態にあります。

この状態で走り続ければ低血糖になる恐れがあります。

 

低血糖とは体の血糖値が足りなくなって気分が悪くなる症状です。

 

低血糖になると
  • めまい
  • 立ち眩み
  • 冷や汗
  • 手足の震え
  • 吐き気など

 

最悪の場合は生命にかかわることもありますので、これらの症状が現れてきたら無理をせずジョギングを中止しましょう。

 

デメリット②筋肉の分解が起こりやすい

 

糖質が不足していると脂肪だけでなく、タンパク質もエネルギーとして使われていきます。

 

ようするに筋肉が分解されてエネルギーとして使われ、体の筋肉が落ちるということです。

 

 

食後のスロージョギングのメリット・デメリット

 

食後に走りに行くのは、力も尽くし元気がでるので走っても大丈夫というイメージがあります。

食後のスロージョギングにもあらゆる効果がありますので、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

 

メリット①運動の質が向上

 

食事する前のスロージョギングは『低血糖』で気分が悪くなる可能性があるのに対して、食後のスロージョギングには万全の状態で行えることが可能です。

 

お腹が空いていないので集中力がアップして、ひとつひとつのスロージョギングに対する意識が生まれます。

よって空腹時よりも運動の質が向上するということになります。

 

また食後だと当然パワーがあるので、走る距離が自然と伸びて、理想的な距離を走ることが可能です。

 

メリット②筋肉がつきやすい

運動の質が向上するということは、つまり消費するカロリー燃焼できる脂肪が増えるとともに筋力アップの効果も狙えます。

 

筋力増加で大事なのは『タンパク質』。

食事では適したタンパク質を摂るために、肉、魚、大豆、卵などを食事で摂っておく必要があります。

 

デメリット①体に負担がかかる

 

時間帯に関わらず、食後すぐにスロージョギングを行うのは体に負担がかかりやすい。

 

食事をした後は食べ物の消化が始まり、胃や腸などの消化器官には多くの血液が集まります。

食後すぐにスロージョギングをしてしまうと、血液が栄養や酸素を届けるために、本来であれば消化器官に集まるはずの血液が筋肉に流れてしまいます。

そのことにより消化器官に必要な血液が集まらなくなってしまう。

 

血液が不足して消化活動がうまく行われず、消化不良を引き起こす。

吐き気や下痢といった症状が出る場合があります。

 

デメリット②横腹が痛くなる

子どもの頃にご飯を食べたあと外で走ったりすると横腹が痛くなったりしませんでしたか?

横腹が痛くなる理由としては、食後すぐに運動をすることで胃の中に残った食べ物が刺激となって生じているとされています。

 

食事を摂った場合には1時間ぐらい休んでから運動するのがいいです

消化しやすい食べ物(おにぎり、バナナなど)は15~30分間休憩してから走っても大丈夫ですよ。

ウォーキング運動なら食後5分ほど経過してから運動しても横腹は痛くなりません。

 

一番いいのは食前と食後の『食間』

 

食前と食後のメリット・デメリットを紹介しましたが、結論から言うと一番体の状態が良いのは、空腹を感じていない食前や食後2~3時間経った『食間になります。

 

この食間のタイミングでジョギングをすれば、長時間な運動や激しい運動もしやすいです。

どうしても食前や食後に走らなければいけない!時間がない!って方に注意ポイントを挙げておきますので、参考にして走ってみてください。

 

食前食後のそれぞれの注意ポイント

 

食前食後にスロージョギングする場合の注意ポイントをあげてみました。

是非参考にしてみてください。

 

食前注意ポイント
  • 激しい運動は控える
  • 時間は45分までにしておいて、心拍数を上げすぎないようにしておく
  • 走る前はこまめに水分補給
  • 走る前にゼリーやみかんジュースといった消化に良いものを体内にいれておく
  • 低血糖の現象が現れそうなら運動をやめる
右タイトル
  • 食後直ぐに激しい運動は控える
  • 食後注意ポイント
  • 長時間の運動は控える
  • 食後すぐなので気分が悪くなったら辞める
  • 食事はなるべく消化の悪いものは食べない

 

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