スロージョギングをウォーキングやジョギングと比較!両方走って感じたところを解説

スロージョギングをウォーキングやジョギングと比較!両方走って感じたところを解説
  • スロージョギングとウォーキング痩せやすいのはどっち?
  • ジョギングとスロージョギングの違いが知りたい
  • 結論ダイエット目的ならするならどれがいい?

 

ダイエットには適度に運動をするのが良いとされています。

 

誰でもすぐにできる運動
  • ウォーキング
  • ジョギング
  • スロージョギング

 

これらは誰でも取り入れることのできる運動であるが、結論はどれが一番ダイエットに効果的なのかが気になると思います。

 

自分はスロージョギングをメインで身体作りしていますが、ウォーキングやジョギングも取り組むことがあります。

そんな自分がウォーキングとジョギングの経験談も含めてスロージョギングと比較してみました。

この記事を読むことでそれぞれの運動の良さが分かりますし、自分に合った運動方法が見つかります。

 

 

スロージョギングとは

 

スロージョギングとは、福岡大学の田中宏暁・スポーツ科学部教授が考案され、歩く程度のゆっくりした速度で走るジョギング法です。

速く走るのではなく、楽に走るのが目標とされています。

 

スロージョギングの効果
  • 脂肪の燃費
  • 代謝量の向上
  • 疲労回復
  • 自律神経が乱れない
  • 精神の安定
  • 睡眠の質が良くなる
  • 免疫力アップ
  • 血糖値のコントロール

 

これらの効果がみられるので、ダイエットや健康目的で人気の運動となっています。

 

 

スロージョギングとウォーキングの比較

ウォーキングは女性や年配の方が行っているのをよく見かけます。

基本的には運動習慣のない方が最初の運動として用いられています。

そんなウォーキングとスロージョギングの違いを解説していきます。

 

時速7㎞だとスロージョギングのほうが楽

時速7㎞(1㎞あたり8分34秒)のウォーキングは、無理して身体を動かしている感覚があるため『苦痛』に感じます。

時速6~7㎞くらいのウォーキングになると、体は自然と「走りたい」とコントロールされるのだが、それを抑制させるのが苦痛。

 

時速7㎞以上の速さのウォーキングをするくらいなら、いっそスロージョギングで走ったほうが楽です。

速く歩くのは難しいですが、遅く走るのは簡単だなと感じました。

 

ウォーキングは筋肉を鍛えにくい

 

運動の負荷が違うので筋肉の着き方は変わってきます。

 

定義
歩く=片方の足が常に地面についている
走る=両足が同時に地面を離れることがある

 

走っているとき、足が地面に着地した瞬間は体重の約3倍の衝撃が加わっています。

このことから衝撃に耐えれるよう足に筋肉がついてきます。

 

さらに足を上げる動作があるので太もも周りも同時に鍛えられます

ただリスクとして、フォームを間違えると足を痛めてしまうことがあります。

 

ウォーキングだと負荷が弱すぎて足腰の筋肉は鍛えにくいです。

走るときに使われる筋肉(太ももの前のほう)が鍛えられないので、足が上がりにくく小さな段差につまづいたり、転倒しやすくなります。

歩くだけでは鍛えられない筋肉もあるので、そこも鍛えると将来良いということになります。

 

時速7㎞だと消費カロリーは約1.6倍違う

引用:https://toyokeizai.net/articles/-/159819?page=2

 

ウォーキングとスロージョギングを、どちらも同じ時速7㎞(1㎞あたり8分43秒)くらいのスピードで動いた場合、消費カロリーが大きいのはスロージョギングになります。

 

上の画像を見てもらうと分かりやすいですが、約1.6倍もスロージョギングのほうが消費カロリーが大きいと言われています。

しかし時速8㎞を越えるとウォーキングのほうがカロリー消費のほうが大きくなってきます。

 

だからといってウォーキングのほうがいいとは限りません。

時速8㎞(1㎞あたり7分30秒)を越えるウォーキングは、速すぎるし体に負荷がかかりすぎて続けることが難しいです。

20分できる運動が5分だけしか動けないといった状態になると、消費カロリーは期待できません。

 

 

スロージョギングとジョギングの比較

 

ジョギングとスロージョギングは、名前が似ているので「同じ運動なのでは?」と認識されている方もいると思います。

確かに似ている運動ですが、やり方や消費カロリーにも違いがあるので解説していきます。

 

時速8㎞程度で走るのがジョギング

時速8㎞(1㎞7分30秒)より少し速いくらいがジョギングになります。

しかしスロージョギングは『ゆっくりと隣の人と笑顔でお話できる速さ』になります。

この速さは基本的にはウォーキングと同じスピードだと思ってもらうといいです。

 

同じ時間走った時カロリー消費が大きいのは?

 

ジョギングとスロージョギングをどちらも30分走った場合は、ジョギングのほうが消費カロリーが大きいです。

 

走った時の消費カロリーは『体重×走った距離』でだいたい計算できます。

そのことからジョギングのほうがペースが速いので走った距離が長くなり、消費カロリーが大きいです。

 

実際にジョギングとスロージョギング両方を走ってみたところ。

体重70㎏の人が

時速8㎞で30分走る⇒4㎞走れて消費カロリーは約280kcal
・息は多少上がり少し疲れる・走った時間が少ない

時速7㎞で35分走る⇒4㎞走れて消費カロリーは約280kcal
・楽に走れる・心地よい・時間がかかる

 

 

このように感じました。

楽で心地よいほうが、自分が思うにスロージョギングのほうがダイエットに向いてると感じます。

 

ジョギングは疲れやすい

 

ジョギングは、「速筋」という瞬間的に大きな力を出すときに使われる筋肉を使うので、パワーを消費しやすく疲れやすい。

スロージョギングは、「遅筋」という強い力を発揮できないが、一定の力を長時間発揮する持久力に優れていて疲れにくい。

 

また乳酸が溜まりやすいのは「速筋」、溜まりにくいのは「遅筋」です。

乳酸についてはこちらで詳しい記事があります。

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-kiso/nyusan.html

 

ジョギングはフォームが崩れやすい

 

スロージョギングは、遅いスピードなので比較的にフォームを安定させて走ることができます。

とくにスロージョギングではフォアフット着地が基本となっていますので、そこを意識しながら走れます。

フォアフット着地とは、足の付け根で着地することです。

 

ジョギングは、ペースが速いので息が上がってきて、足の着き方だったり、背筋の伸びが崩れてきます。

そうなると崩れから疲労が蓄積して、膝が痛い・腰が痛いだったりと、身体に違和感を感じる痛みが出てくるようになります。

 

慣れないうちからのジョギングは辞めておき、スロージョギングから慣らしていくのがオススメです。

 

 

運動習慣のない方や太っている方

 

スロージョギングに対してウォーキングとジョギングを比較しましたが、結論的にどの運動が良いかは人それぞれです。

 

消費カロリーの大きさ

  • ジョギング
  • スロージョギング
  • ウォーキング

運動のつらさ

らく

  • スロージョギング、ウォーキング
  • ジョギング

辛い

 

運動習慣のない方や太っている方は、ウォーキングとスロージョギングの組み合わせが一番オススメです。

 

ウォーキングをしている最中にスロージョギングを取り入れる方法

ウォーキング3分

スロージョギング1分

ウォーキング3分

スロージョギング1分

 

といったような運動方法も選択肢として入れてみてはどうでしょうか。

 

走ることに慣れてきたらスロージョギングとジョギングの組み合わせで走る⇒それからジョギングのみで走る。

こういった順序で走っていくのが一番最適になります。

 

運動習慣のない方や太っている方がいきなりジョギングすると辛いだけですので、慣れるまではウォーキングとスロージョギングを頑張りましょう。

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